旨すぎるぞ!広島お好み焼き 薬研堀 八昌@広島県広島市
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3月2~4日の日程で広島市・宮島へ家族旅行したときのことを断続的にアップしています。旅行記事の目次はここ⇒広島2大世界遺産へ家族旅行
旅の前半は宮島に1泊して宮島を楽しみました。
後半は広島市に1泊して原爆関連ピースツアーへ。
そして広島市に来たなら広島の味を楽しむ。
広島の味と言えば、広島お好み焼きを外せない。
大阪のお好み焼きは、生地と具材を混ぜ合わせて焼く「混ぜ焼き」スタイルです。
それに対して広島のお好み焼きは、生地の上に具材を乗せていく「重ね焼き」スタイルなのが特徴。
そんな広島お好み焼きを食べるならどの店へ行くか?
かつて、とんちゃんは「元祖」の店へ行きました。
広島お好み焼きの元祖は「美笠屋」(後の「みっちゃん」)と「善さん」だそうなので、「みっちゃん」に行きました。⇒過去記事:新天地みっちゃん
今回は、美味しいと評判の店へ行こう。
しかし「美味しい店」なんて、いっぱいあるし、好みによって様々。
広島お好み焼きには4系統あるとのこと。(参考:メシ通「広島のお好み焼とは何か?」)
先の「みっちゃん」系に、「八昌」(はっしょう)系、「三八」(さんぱち)系、「さっちゃん」系だそうです。
それらのうち、パンチが効いて、ボリュームがあるという「八昌」系にしよう。
「八昌」系の中にもいくつかの系統があるとか。赤八昌、青八昌、だるま八昌など。
評判が高く、ミシュランガイドでビブグルマンになったのが青八昌。
結局はネット情報やミシュランの権威に頼るのかよ!(なさけな!)
と思いつつ・・・青八昌系の本店へ行きました。
「薬研堀 八昌」さん。
16時の開店直後にすぐ満席になるというお店。
4人以上で予約可能ですが、予約席はカウンターではない。
そもそも、わが家族は3人だから予約できない。
なので1回転する17時の少し前に到着して、カウンター席を狙いました。
よしよし待ち客はいないぞ。
しかし暖簾をくぐった奥にあるコの字型のカウンター席は満席。
こりゃ少し待ちだな。
・・・と思ったら、脇から入る奥の座敷へ案内されました。
カウンターは諦めて座敷へ向かいました。
私たちが退出した18時には長い行列。
やっぱ、すごいわ!
座敷の壁には「青八昌」系の店名が張り出されています。
座敷には4卓あって、運良く空いていた1卓に座れました。
写真は先客3組が帰ったところで、私たちだけになった瞬間。
座卓のほとんどを大きなステンレス製の鉄板が占めている。
お好み焼きはここでは焼かず、職人さんが焼いたものを運んで来てくれます。
カウンター席に座ればその焼く姿を眺めることができる。
しかしこの座敷からは、何も見えません。残念・・・
フロア係りの女性はみんなベトナム人。
お店オススメのお好み焼きは、そば肉玉。テッパンですね。
食べ比べしたいので、そば無しのねぎ焼き、そばをうどんに替えたうどん肉玉もオーダー。
野菜肉玉もオーダーしようとしたら、「そんなに食べられない!」と制されました。
【当店では…20分~30分くらい、焼き時間を頂いております。】と書いてある。
だから、お好み焼きが焼き上がるまでの間に食べるものもオーダーします。
小鉢は、煮込みは土日限定、すじポンは平日限定。
今日は日曜日だから、煮込みだね。
そして鉄板焼き。
鉄板焼きの写真付きメニューが壁に張ってあります。
冬限定の牡蠣のバター焼きは絶対だね。
牛バラと鶏のコリコリミックスもいいね。
◆生ビール
まずは、生ビールから。
並ばずに入れてよかったね、カンパ~イ!
◆生キャベツ
これはサービスの突き出しですね。
テーブルに置かれた白い取り皿。
ん?オタクフソースのキャラクターが描かれた皿だ。
これって、公式ショップで販売されてるんですね。
◆煮込み
関西らしく九条ネギがたっぷりかかった煮込みが、すぐに来ました。
そしてこれが、とっても珍しい煮込みです。
まず味がキムチ味噌味。
味噌味、醤油味、塩味ってのはあるけど、キムチ味噌味は珍しい。そして美味しい。
そして具材が珍しい。
骨付きスペアリブが入ってる!
こんな煮込みは初めてです。
さらにこんにゃく、厚揚げに麻竹。
ジャガイモも入ってる。
50年間の飲み人生で得た煮込みの常識を大きく超える具材が色々入った煮込み。
もちろんそれが美味しいのだから、うれしい。
鉄板焼きが来る前に、鉄板の上に塩が置かれました。
藻塩ですって。
牛バラと鶏のコリコリミックス。
◆牛バラ焼き
牛バラとニンニクの芽を焼いてある。
藻塩をつけていただく。
ミディアムの焼き具合で、柔らかい。
そして塩が旨いね。
◆鶏のコリコリミックス
ヤゲン軟骨と砂肝、ニンニクの芽を焼いたもの。
砂肝がコリコリで旨い。
ヤゲン軟骨もコリコリ!
◆牡蠣のバター焼き
牡蠣が4つ。
小麦粉をまぶした牡蠣のソテー。絶対に旨いヤツです。
ニンニクの芽が好きだから、これがあるだけでもウレシイ。
ドリンクのお替り。
◆酎ハイ・梅干し
酎ハイは、チー坊、レモン、ライム、巨砲、梅干しとあって、甘くない梅干しにしてみた。
◆ねぎ焼き
ソースが塗られ青海苔がかかっている。
しかしソースが非常に控えめなのが大き特徴ですね。
カミサンは醤油派なので、ソースやマヨネーズはかけずに、各自にとりわけ。
オタフクお好みソースやマヨネーズを各自でかける。
ソースだけかけていただく。
麺なしで豚肉入り。さらに厚切りネギとキャベツがたっぷりと入ったったお好み焼き。関西だけど、青ネギじゃなく白ネギを使っている。
キャベツが甘い。そしての白ネギが甘く、とても美味しい。
紅生姜のアクセントもいい。
麺が無いから食事用ではなく、つまみ用にとってもいい。
マヨネーズだけかけていただく。
どっちもかけずに食べる方が美味しいかな。( ^0^)
ドリンクのお替り。
◆酎ハイ・レモン
甘くないのがうれしい。
◆そば肉玉
そばと肉が入ったお好み焼き。
取り分けてマヨネーズをかける。
キャベツがたっぷり入っていて、しかも甘い!
焼く前には15センチもの高さがあるキャベツを20分かけてじっくり蒸し焼きにしてあるそうです。
そして中華そばが、焦げ目が付くまでしっかり焼いてあって、パリッとして香ばしい。この麺パリ系が八昌の特徴らしい。
驚きは、お好み焼きに「粉もん」さがないこと。
小麦粉の生地はキャベツを包む薄いラップと化している。
大阪お好み焼きで作られていたお好み焼き=粉もんというイメージが吹っ飛んでしまった。
◆うどん肉玉
目玉焼きが半熟です。 これが本来の作り方なのかな。
当たり前だけど、麺の食感が全然違う。
カリカリのそばに対してもちもちのうどん。
そば VS うどん、どっちが好きか、3人で投票してみた。
結果は、うどん派はカミサンととんちゃん、そば派は息子、でした。
帰りに靴を履いていたら「チー坊」を発見。
チチヤスのチー坊。乳酸飲料チチヤスヨーグルトの味がする酎ハイの割り材だ。
広島に来たらこのチー坊の酎ハイを飲まなきゃいけないかったんだ!
最後の最後に課題を発見。この解決は次回、広島に来た時にしましょう。
ごちそうさまでした。
この記事へのコメント
近々、飲みませんか?
超旨かった!
おかげでお好み焼きのイメージが一新されました。
「飲み」のお誘い?いつでもOKですよ!