カツオが効いた関西風汁のうどん 杵屋@千葉県松戸市
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牛久市にオープンした「麺と雫」さん。
老舗うどん屋が本気で作った和だしラーメン店、と称しています。
その「老舗うどん屋」とは「杵屋」だ!
と先日の記事で指摘しました。⇒過去記事:和出汁ラーメン「麺と雫」
「杵屋」は大阪市に本社がある(株)グルメ杵屋のお店。しかし茨城県には「杵屋」が1軒もない、系列店もない。
だから「杵屋」の汁だ!と指摘しても、全然ピンと来ないですよね。
とんちゃん自身、杵屋のうどんを食べたことがないんです。
ということで松戸市の「杵屋」に立ち寄りました。
松戸駅アトレ7Fにある「杵屋」さん。
【自家製麺】の看板を掲げています。
メニューをご紹介。
うどんは讃岐うどんをベースに店内製麺。関西風の薄味のだし。
「だし」というのは関西の言い方で、関東では「つゆ」と言います。
美味しそうなメニューがいろいろあります。
シンプルな「かけうどん」がない。だからきつねうどんをオーダーしました。
◆たっぷりねぎのきつねうどん
汁は薄い色で、薄口醤油を使った関西風の汁です。
関西風だから昆布がメイン、と想像していたら、意外にもカツオの香りが強い。
これは宗田節を多く使っているみたいです。
後で調べたら、同系列の「杵屋麦丸」のHPに「昆布エキスと宗田節、鯖節をたっぷりと使用し」と書いてあります。(参考:GOURMET KINEYA OVERSEAS RESTAURANT「杵屋麦丸」)
やはり宗田節がメインなんですね。だからカツオの香りが強い。
そして「昆布」じゃなく「昆布エキス」と書いてある。昆布自体じゃなく、昆布から抽出したエキスを使っているようです。
うどんは、讃岐うどん風のコシがある。
「コシ」は、麺の硬さ、じゃなく、もちもち感のことです。
とはいえ、もちもち度はやや弱い。
きつねが1枚。
出汁が染みていて美味しいです。
「たっぷりねぎの」だから青い九条ネギがたっぷり。
斜め切りした九条ネギが美味しい。
ネギうどん、なんてメニューがほしい、と思います。
讃岐うどん風にコシがある麺。
宗田鰹節をメインにしたカツオ風味が効いた関西風汁。
この汁を「麺と雫」の和出汁ラーメンに応用している、ってことですね。
ごちそうさまでした。
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