洗練された町中華で風味溢れる黒胡麻担々麺 たばち亭@茨城県取手市
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取手にある町中華でランチ。
「たばち亭」さん。⇒Instagram:@tbc_tabachitei
ご主人は、ホテルオークラの「桃花林」、六本木の「華都飯店」で本格中華の経験を重ね、イタリアで3年修業したあと、ここで町中華をオープンされました。
「桃花林」は広東料理、「華都飯店」は北京料理と四川料理という中華の王道で学び、そこにイタリアンを加味したシェフが作る料理は、洗練された美味しさがあります。
そんなご主人が先日、J-WAVEの「STEP ONE」(10月17日放送)に出演してお店を紹介されました。放送内容は、たばち亭のインスタ記事で聞けますよ。⇒前半、後半
店内は、テーブル席2卓、カウンター6席、座敷に2卓という、家庭的な広さ。
厨房にはヒゲのご主人、今日のフロア係りは可愛い赤ちゃんを背負った奥様です。
お水とおしぼりをセルフでとってから席に着く、というのがこのお店のシステム。
それをすっかり忘れて、カウンター席に座ってしまいました。(ゴメンナサイ)
ランチメニュー。
これまでいただいたのは、醤油ラーメン、醤油辣麺、チャーハン。どれも美味しかった。
とても美味しい低温加熱チャーシューを使ったチャーシュー麺がついに登場。食べたい。
胡麻辣麺も未食なんだよな。
黒板には、期間限定のおすすめメニュー。
昼呑みもできる。やりたいなぁ・・・
ということで、今回はおすすめメニューの黒胡麻辣麺にしました。
黒い逆円錐形の丼で登場。
◆黒胡麻辣麺
黒胡麻担々麺に近いラーメンです。
黒いスープの上に、チャーシュー2枚、カシューナッツ、搾菜、ほうれん草がトッピング。
スープは、鶏ガラベースの清湯醤油スープに黒胡麻の香りとコクが溢れている。
「辣麺」といいつつ、辛さは僅か。
麺は、ストレートの細麺。低加水でパッツンとした歯ごたえ。
黒ゴマいっぱいの汁が絡んで美味しい。
那珂湊のわたなべ製麺所製の全粒粉の麺です。
肩ロースチャーシューは低温加熱だから柔らかく、肉の旨味があります。
メンマじゃなくて、ザーサイ。塩気をすっかり抜いた薄味です。
たばち亭さん定番の柔らかいほうれん草。
辛くないのでラー油を加えました。
自家製辣油は香りが高く美味しいんだけど、ちっちゃなスプーンで10杯くらい入れても辛くならない。
スープを飲み干して、完食。
旨かったぁ。
たばち亭さんは「町中華」を自称しています。
店の雰囲気やメニューの構成は確かに町中華です。
しかし提供される料理は、非常に洗練された中華料理。
奇をてらわないシンプルな料理で、雑味を排し、アッサリかつ締まった味に仕上げています。
料理を食べ終わってから、この店のチャーハンの美味しさの秘密を教えてもらいました。
特別なものは何も加えていない、もちろん化調など使ってない。
今度、自宅で試してみようと思います。
ごちそうさまでした。
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