昭和の絶滅食堂で醤油ラーメンとカレーも くぼた食堂@北海道札幌市

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愛しき絶滅食堂でランチしました。
場所は、札幌市東区伏古、苗穂通りから少し入ったところ。

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「くぼた食堂」さん。
昭和49年(1974年)創業だそうで、50年も続く昭和の食堂です。

駐車場はお店の方にお聞きすればわかりますが、写真のように店前に縦列で3台、脇の車庫前に2台、駐車できそうです。

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「生そば ラーメン」と染抜かれた暖簾をくぐって入店。

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カウンター3席、テーブル1卓4席、小上がりに2卓8人という小さなお店。
カウンター席の奥に座りました。

以前はご夫婦で営み、出前も多かったけど、いまは女将さんだけで出前もしません。
地元民に愛されて続けて来た家族経営の食堂。
消えつつある絶滅危惧種の「絶滅食堂」(なぎら健壱氏命名)がここにもありました。

絶滅食堂で逢いましょう―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店

絶滅食堂で逢いましょう
―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店

    • 作者: なぎら健壱
    • 出版社/メーカー: 徳間書店
    • 発売日: 2008/10/01
    • メディア: 単行本

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メニューのトップは正油ラーメン600円。
月見ラーメンやカツラーメンなんてのもあります。
そば・うどんもいろいろ。

カツ丼、親子丼、玉子丼。カレーライス、カツカレー。
焼肉やカツの定食も並びます。

まさに町の食堂です。

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電話番号が消されている。出前が出来なくなったからですね。

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「カンズメ定食」という聞き慣れないメニューが600円。

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カウンターに置かれたイワシの缶詰。いろんな種類があります。
カンズメ定食は、このイワシ缶と目玉焼きの定食ですって。食べてみたいな。

オーダーは、基本の醤油ラーメンですね。

◆醤油ラーメン

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外側が青磁色の反り高台丼で登場。

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真っ黒い醤油スープ。
トッピングはチャーシュー、ナルト、メンマ、海苔、刻みネギがたっぷり。

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ナルトは、白地にの「の」字じゃなく、赤白緑の三層が鮮やかな色をしています。

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スープには小さな油玉がいっぱい浮かぶ。
醤油ダレが柔らかで、生姜が効いています。
美味しい醤油スープです。

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中細の縮れ麺。シコシした札幌ラーメンらしい食感です。

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チャーシュー古典的なモモ肉

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メンマはシャッキリした食感があります。

古い時代の札幌ラーメンがとても美味しい。
満足の1品です。

ごちそうさまでした。

と、普通はここで終わるのですが、どうも今日は勝手が違う。

直前に入った先客2人がカツカレーをオーダー。
カレーのいい香りの中でラーメンを食べたんです。
そしたら後から来た客の1人がカレー大盛りをオーダー。

カレーライスが人気みたい。
そう思うと、どうしてもカレーが食べたくなった・・

心を抑えきれずに、カレーライスをオーダーしました。

◆カレーライス

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大きな皿にたっぷり入ったカレーライス。
予想以上に量が多いぞ。

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タマネギいっぱいのカレーはマッタリとライスにかかってる。

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薄切りの豚バラ入りのまったりしたポークカレーは家庭的な味で美味しい。
辛さは僅かで、少し甘い。この甘さはタマネギの甘さだけじゃないみたい。

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辛さ増強に七味唐辛子をかけます。

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おっと、中身は七味じゃなく一味唐辛子です。これはちょうどいい。

ラーメンもカレーも美味しかった。
でも、やっぱ食べ過ぎでしたわ。

ごちそうさまでした。

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