今日は七草粥をいただく日?
今日、1月7日は七草がゆを食べて一年の無病息災を願う。
テレビでもしきりにそう言っています。
「せり、なづな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
春になって生えて来た、それらの初々しい野草をいただく、という風習です。
それで、スーパーで七草セットを買っておかゆにする方は多いでしょう。
ところで、なぜ、七草をスーパーで買うんでしょうか?
野草を摘みなさい、と言っているんじゃありません。
この時期、それら野草が生えてない。
だからハウス栽培された七草をスーパーで買うんですよね。
七草がまだ生えていない時期に七草をいただく。
これって変じゃないですか?と言いたいんです。
七草粥をいただく日は、1月7日、「人日(じんじつ)の節句」となっています。
それが今日ってことなんです。
しかしそれは明治以後に使われるようになった新暦でのこと。
本来は旧暦の1月7日のことなんです。
旧暦では、今日はまだ12月8日。
今年の旧暦1月7日は、新暦の2月4日です。
七草粥は本来はこの日にいただくもの。
とはいえ、その時期にはスーパーに七草セットは売ってないですけどね。
そんな七草粥の風習、七草の種類についてはこの記事をご覧ください。⇒過去記事:七草粥は旧暦1月7日にいただくものではないのか?
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