New Openのインネパ店に本格ダルバート SAINO(サイノ)@千葉県成田市
北海道から成田空港に着いて帰宅する途中、成田駅近くでランチ。
成田駅西口にオープンしたインネパ店がすごくいい。
駅西口を出て大通りを少し歩いたところにあるビル。
2階にそれっぽいポスターがあるぞ。
「SAINO」(サイノ)さん。
2024年10月19日にオープンしたばかりのお店です。
看板には「Restaurant & Bar」とか「Asian Cuisine」と書いてあって、何料理かわからない。
でもネパール国旗があるからインネパ店ですね。
お店は外階段を上った2階。
小さなドアが出入り口。
店内はL字型で、入ってすぐのフロアに長テーブルが2卓、その奥のフロアにレジやテーブル2卓があります。
店員さんはネパール人男性が2人。厨房にもいるようだけど不明。
さて、ランチメニュー。
※ディナーメニューは最後に載せます。
表面はインド料理。
お馴染のナンと北インドカレーのセットです。
カレーの種類も馴染のもの。海老カレーは珍しいね。
裏面はネパールタカリカナセット。
「タカリカナ」とはタカリ族のダルバートのこと。
これを目当てにやってきました。
「カナ」とはネパール語で「食事」のこと。
ライスがついた食事が「カナ」で、モモなどの軽食は「カジャ」と言います。
「タカリ」は、料理が旨いとされる「タカリ族」のことで、タカリ族の食事が「タカリカナ」。
「タカリカナ」の料理内容は、豆スープ(ダール)とライス(バート)を中心に独特のおかずが並ぶ「ダルバート」で、要するにタカリ族のダルバートです。
もちろんタカリカナセットをオーダーします。
野菜カナセット850円、チキンカナセット950円、マトンカナセット1,000円。
現地の日常の食事はベジ・ダルバートでしょう。
でもマトン好きなので、マトンカナセットにしました。
辛さレベルは、0甘口、1普通から5激辛まであります。
「ネパールの辛さで!」とオーダーしました。どの辛さレベルなのかは不明です。
「セット」だけどドリンクはついてません。
◆マトンカナセット
ネパール流に真鍮製のターリー(大皿)に盛られています。
ライスを中心にカレーやおかずが色々と並んでいます。
タカリ族のダルバートは普通のダルバートと違うのか?
実はよく知らないのですが・・・
品数が多い、塩味が効いてメリハリのある味、発酵タイプのアチャールがある、などの特徴があるらしいです。
確かにこのダルバートは品数が多いです。
カレーが入ったカトリ(容器)をターリーの外に出して、空きスペースを手前にして、準備完了。
カレーの容器がメチャクチャ熱い。
ライスは、バスマティライスと日本米のミックス。
数種類の豆で作った豆スープ(ダール)。
まずは、豆スープ(ダール)をライス(バート)にかける。
これがダルバートのベースです。
しかしライスもダールも熱々。
スプーンで食べるなら大丈夫でしょうけど、手食には熱すぎで、すぐには手が出せない。
メリハリある塩味加減のダールです。
とても美味しく、これだけでも十分に食事できます。
マトンカレー。
骨付きマトンが入ってて、わたしには、ちょっと辛いレベル。
これが「激辛」なのか、あるいはそれ以上なのか、わからない。
唐辛子をもらおうかとも思ったけど、今回はパスしました。
マトンカレーを豆スープ&ライスの上にさらにかけていただきます。
これはもう、かなり美味しい。
ライスに立てかけてあったパパド。豆の粉で作ったせいべいです。
砕いてライス&カレーにかける。
パリパリしていて、味変ならぬ、食感変です。
マトンカレーには青い葉が入ってる。これが何かは聞き漏らしました。
マトンの皮の部分みたい。
こういう部位が入っているのが本格的ですね。
野菜のおかず(タルカリ)が数種類あります。
それらをつまみながら(もちろん手で)、カレーライスをいただきます。
左が、大根やキュウリのアチャール(漬物)、右が青菜炒め(サーグ)。
ポテトのアチャール(アル・コ・アチャール)。
「サラダ」とメニューにある生野菜。
ピリ辛のチャトニ。
ネパール語では「トマトのアチャール」(ゴルベラ・コ・アチャール)と言います。
ダルバートを食べていたら、店員さんが「ライスのお替りはどうですか?」と周って来ます。
おぉ、こちらから催促しなくとも、ライスがお替りできるんだ。ネパール現地方式ですね。
当然、いただきました。
大きなボールから、ライスをターリーに載せてくれます。
ライスお替り無料、いいサービスですね。
ネパール流にスパイスは柔らかめ。メリハリのある味で、かなり美味しいダルバートです。
しかもライスお替り自由だから、いくらでも食べられる。
これで1000円はグッドプライス。
ダルバートを食べるならオススメのお店です。
ごちそうさまでした。
【ディナーメニュー】
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