復旧途上の熊本城をぐるっと観光 熊本・天草旅行(5)
熊本・天草へ家族旅行したときのことを断続的にアップしています。
市役所展望所から熊本城を眺めてから、いよいよ熊本城へ。
熊本城の観光案内は公式HPが詳しいので事前にチェック。⇒熊本城HP
まずは坪井川を挟んで長塀を眺めながら進みます。
この長塀も倒壊したので、一度解体されて2021年に復旧が完了しました。
清盛公銅像前で記念撮影。
そして坪井川にかかる御幸橋を渡って熊本城へ。
場内に入る前に「桜の馬場 城彩苑」へ。⇒桜の馬場 城彩苑HP
お店がいっぱい並ぶ観光施設です。
熊本城を見た後で、お土産を買いに来るのがいいのかな。
そしていよいよ、熊本城内へ。
熊本城内への現在の入口は、南口と北口がありますが、北口は土日祝日のみ。
なので、平日は南口から入ってリターン、土日祝日は南口か北口から入って反対側から出られます。
熊本城が修復中なので、天守閣周辺以外は中空の特別通路から城内を眺めます。
だから逆に、本来なら見られない高い所からの景色を見ることができます。
数寄屋丸二階御広間。
かつて能や茶会、歌会に使われていた建物ですが、熊本地震で石垣が一部崩落して、建物がたわんでいる。
工事はまだこれから。
ここも石垣が崩れていている。
二様の石垣。
加藤清正が熊本城を築き、のちに城主となった細川忠利が急傾斜の石垣を拡張した、とされてきました。
しかし近年の研究では、新しい石垣は加藤清正の息子・忠広が築いたとされています。そんな短期間に石垣を築く技術が大きく進んだってことなんですね。
連続枡形。
6回も折れ曲がる通路で敵を撃って侵入を遮断する。
その石垣が崩れていている。(涙)
でも、特別通路のおかげで、こうやって上から眺められるのは好機です。
田子櫓、七間櫓、十四間櫓、四間櫓、源之進櫓などが修復されているところ。
奥に見える高い建物は熊本市役所。さっき、その14階から展望しました。⇒昨日の記事
その脇に屋根の瓦が大量にある。
これも一枚一枚元の場所に葺き替える作業も大変ですね。
そして天守閣へ。
内部を見学しましたが、写真は撮ってません。
天守閣の中を見て回るとかなり疲れますわ。
宇土櫓は工事中で、ドでかいパネルがある。
ときどき特別公開しているので、時期が合えばラッキーです。
宇土櫓のあたりからの天守閣。裏側ですね。
北口から出て、加藤神社へ。
加藤神社。
加藤清正を祀った神社です。
元々は清正を葬った廟(墓)でしたが、明治になって神社になったもの。
清正が1611年に没し、遺言により中尾山中腹に浄池廟を造営し葬る。名称は清正の法名「浄池院殿永運日乗大居士」に由来する。
1614年、焼失した本妙寺を浄池廟下に移転し墓廟守護の寺院となった。(今も本妙寺と浄池廟がある。)1868年(明治元年)に神仏分離令が出され、浄池廟を神式で祭祀を行うようにし、1871年(明治4年)に浄池廟の神霊を錦山神社として熊本城内に遷座。
その後、移転、西南戦争での焼失と再建を経て、1909年に加藤神社に改称。1937年に、現在の場所に移転。
加藤神社のところからだと、小天守が手前にあって大きく見えます。
市電通町筋停留所あたりからの熊本城。
お城を眺めながら熊本城とお別れです。
この記事へのコメント
(^^)
鉄筋コンクリート造ですけど、カッコイイよかった。熊本地震で壊れた建物ができるだけ早く復元されることを願ってます。