長部田海床路、そしてワンピース 熊本・天草旅行(9)
熊本・天草へ家族旅行したときのことを断続的にアップしています。
1日目は熊本城などを観光して美味しい馬肉料理を楽しんで、市内に宿泊。
・熊本城
2日目は天草へ。
その途中で観光地を巡りました。
◆長部田海床路
まず、宇土(うと)市にある長部田海床路(ながべたかいしょうろ)へ。
有明海に向かって伸びるコンクリート製の道。
対岸、左手に見えるのは雲仙普賢岳です。
海へと続くこの長部田海床路は、海苔養殖・採貝を営む漁業者のためにつくられたもの。
日本一干満差のある有明海ではノリ養殖や採貝が活発です。
海に刺さっている無数の棒は、ノリ養殖のための支柱。
干満の差が激しい有明海では、潮位が下がると小さな船も入港できません。
そのため、仕事を終えた漁師たちは、沖に延びるこの海床路を使って陸に上がってきます。
1979年に建設されたこの海床路の長さは約1km。
道沿いには24本の電柱が建てられています。
干潮時には沖合いの海苔養殖場に向けたコンクリート製の道が出現し、満潮時には水没して電柱だけが見える。
そんな不思議な道が、インスタ映えする有名地になってます。
記念撮影用のフレームも用意されてます。
この長部田海床路は、麦焼酎の二階堂酒造の2008年のCM「消えた足跡」篇に登場して、有名になったらしい。
◆ジンベエ像
長部田海床路に隣接する住吉海岸公園には、こんなものがあるよ。
ジンベエ像。
「ONE PIECE」の麦わらの一味の1人ね。
熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏の人気漫画「ONE PIECE」と熊本県が連携した「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」で、県内に麦わらの一味の像10体が設置されています。
2016年4月に発生した熊本地震の直後、熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏が「復興の手伝いをする」というメッセージが熊本県に届いた。
このメッセージから漫画『ONE PIECE』と熊本県が連携した「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」が立ち上がった。
そして2019年度から、「麦わらの一味「ヒノ国」復興編」として、麦わらの一味の像10体を県内9市町村に4年かけて設置された。
⇒熊本復興プロジェクトHP:https://op-kumamoto.com/
有明海に面した住吉海岸公園には、「復興に向けて力強いかじ取りを」との願いを込めて、操舵手のジンベエの像が設置されました。
◆ルフィー像
朝、熊本市を出発するときにも、「ONE PIECE」の像をしっかり確認しましたよ。
熊本県庁前にあるルフィー像。
「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」の動画があります。
この記事へのコメント
あははは!
そのタイトルにすればよかった。