天草の天然魚介が美味三昧の夕食 天草温泉旅館@熊本県天草市 熊本・天草旅行(15)










熊本・天草へ家族旅行したときのことを断続的にアップしています。
1日目は熊本城などを観光して美味しい馬肉料理を楽しんで、市内に宿泊。
2日目は天草へ。
その途中で世界遺産の地を巡り、おいしく飲食しました。


そして、2泊目の天草の宿泊先へ。
場所は天草市がある下島の最南端、牛深地区
そこにある秘湯の温泉旅館です。

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「天草温泉旅館」さん。⇒facebook:@amaon.usibuka

源泉かけ流しの温泉(鉱泉)がある、と昨日の記事でご紹介しました。

今日の記事はそこでの夕食。
ホテルのシェフだったご主人による、天草の新鮮魚介を使った美味しい料理が最高でした。

なのに料金が驚くほど安い。
通常料金は2食付で税込6500円という信じられない低料金。
今回はちょっと高い8500円でお願いしたら、驚くほどの料理が並びました。

そんな夕食をご紹介します。

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客室の隣の部屋で食事をいただきます。

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テーブルにはきれいな野草の花が活けてある。
花瓶が載った敷物はスレート(粘板岩)です。天草産かな。

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お茶の道具を置いたテーブルにはツバキかな。

女将さんが素敵な方みたいで、館内のあちこちにセンスの良い調度や内装がほどこされています。
直接にお会いできなかったのが残念です。

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まずはビールから。
サッポロの赤星がある。ウレシイです。

◇前菜3品

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スタート早々からヤバいんです。これが前菜なの?

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ヒラメの白糀漬け
糀の旨みが加わったヒラメ。ほんとに旨い。

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カワハギのこぶ締め

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フグのような弾力があるカワハギに昆布の旨味が加わってる。

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キモが濃厚です。

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醤油は2種類用意されてる。
1つは関西流の薄口醤油、もう1つのさしみ醤油は九州流の甘い醤油です。
せっかく天草に来たので、甘い刺身醤油でいただきました。

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そして自家製カラスミ
大根に挟んであるカラスミがまさに珍味。


◇焼酎お湯割り
お酒は、焼酎のお湯割りをいただきました。
ご主人オススメの焼酎はさつま島美人

蔵元は長島研醸。その蔵元がある鹿児島県の長島は、すぐお隣なんです。
長島にある蔵之元港と宿がある天草市牛深港の間には定期航路があり、距離にしてわずか9キロ、30分という近さなんです。
隣町の焼酎ですから、飲みなれたオススメのお酒ってわけなんです。


◇スズキの刺身

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新鮮なスズキのお刺身。甘くて旨い。


◇スジアラの刺身

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とても旨みが強いです。

「スジアラ」って初めて聞いた名前なんですけど、沖縄のミーバイですって。へぇ。
赤いので「アカジンミーバイ」という名の魚です。


◇イラの焼き物

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初めて食べる「イラ」という魚。
この地方では「ハンタ」と呼ばれているそうです。
みりん焼きかな、白身で美味しい魚です。


◇ウチワエビ

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カニみたいだけど、エビの一種。半分に切った1匹分がある。

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身がビッシリ詰まってる。

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その身がすっごく旨い。卵がプチプチしてる。


◇モハメの唐揚げ

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プリプリした白身で美味しい。
「モハメ」ってブダイのことで、沖縄だと「イラブチャー」と呼ばれている魚ですって。


◇アラ汁

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確かイラのアラ汁だったと思う。美味しい・・。
麦味噌じゃなく米と大豆のお味噌です。


◇ウニごはん

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ご飯はなんと、ウニごはん!

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天草産の新鮮なウニが載ったごはん。
すっごく旨いんです。


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漬物は高菜漬け

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デザートにグレープフルーツ

新鮮な魚介がたくさん出て来て、それも美味しかった。
これでほんとうに2食付8500円でいいんだろうか?って心配になっちゃいました。

ごちそうさまでした。


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