地元食材を活かした本格イタリアン イルセンソ@茨城県つくば市










つくば市にあるイタリアンレストランでランチしました。
場所は県立茎崎高校の向かい側。

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イタリアの国旗と「IL SENSO」の看板が目印。⇒Instagram:@senso.il

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イタリアンレストラン「イル・センソ」さん。
イタリア人オーナーシェフフェデリコさんと日本人の奥様のお店。
茨城の地元の素材を活かした本格イタリアンがいただけます。

店名の「il senso」は英語の「the sense」。「ザ・センス」と訳すのがカッコいいかな。

ここは昼も夜も完全予約制
とあるグループのランチ会で伺いました。


レストランは、和風の木造住宅をリフォームした小さな店舗。

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広い敷地内で古民家を改修した新店舗の工事が進行中。
完成は7月頃だそうで、約30席のレストランになるそうです。

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敷地内にはイタリアから取り寄せたテラコッタの部材が大量に並んでいます。


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店内はカウンターが4席。

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6人用テーブルが1卓という小さなお店です。

オーナーシェフのフェデリコさんのご出身はイタリア、トスカーナ州の州都・フィレンツェの北にあるピストイアという、人口9万人ほどの都市。

店内にはトスカーナ州ゆかりのものがありますよ。

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壁にピノッキオなどの絵。

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玄関脇にパスタマシンとピノッキオのフィギア

「ピノッキオの冒険」の作者、イタリア人のカルロ・コッローディ氏の出身はトスカーナ州で、シェフの出身地ピストイアの近くだそうです。故郷の誉れなのです。

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カウンターの上で見つけた雄鶏のフィギア。
黒い雄鶏はトスカーナのシンボルなんです。

トスカーナを代表するワインはキアンティ・クラシコ」
そのシンボルが黒い雄鶏(ガッロネーロ)です。
牛久市は
2013年に、トスカーナ州フィレンツェ県にあるグレーヴェ・イン・キアンティ市友好都市となりました。同市はスローシティ運動の中心の1つです。
それで牛久駅東口の広場の舗装にキアンティ地方産のレンガを使っている。


さて、ランチはコースです。

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プレースマットが敷かれている。

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その端には店名が刻まれている。

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その脇にカトラリーのセット。


◆ランチコース

今回は3800円のコースをいただきました。

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グラスにはジンジャーエールが入ってました。自家製らしい。
甘さ控えめで爽やかです。

提供される料理について、この日はフェデリコシェフが一生懸命に日本語で説明してくれます。それを奥様がサポート。

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フォカッチャ
しっとりと美味しい。
料理の合間に手でちぎっていただきましょう。料理の前に食べたり、かじりついたりするのは、マナー違反ですって。
とんちゃんは料理の最後にソースをパンでさらっています。


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紅芋のポタージュ
パープルスイートロードという紅芋のポタージュに金色のオリーブオイルを垂らしてある。
綺麗な紫色で甘さがあるサツマイモに、オリーブオイルがフルーティーです。

そしてお皿がきれい。
ご夫婦で笠間に行って気に入った皿をそろえられているそうです。

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玉ねぎのムーストマトソース
ふわふわのムース。
トッピングはチュイルという、クッキーの一種ですって。生地を型に入れてオーブンで焼くらしい。
柔らかいムースとパリッとしたチュイルの食感の対照も楽しいです。

お皿に点々と散らされた黒い粒々は乾燥オリーブですって。


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ラビオロ
ラビオリ(ravioli)は複数形。これは1個だから、単数形のラビオロ(raviolo)です。

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パルメザンチーズをかけてある。

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リコッタチーズが中に入っていてまったり柔らかい。


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スパゲティの黒毛和牛ラグー
牛肉のみじん切りと新玉ネギを煮込んだラグーソースをスパゲッティに和えたもの。
ちなみにイタリアではスパゲティとは1.8~1.9mmの太さのロングパスタのことです。
益子で買った素敵なお皿に盛られています。


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ソースにはつくば産のそら豆が入ってる。
パスタの周りには、深い緑色のほうれん草ソースを回しかけてある。
とても美味しくて、もっと食べたいんだけど、ちょっぴりしかないのが残念。

牛肉は「守谷の黒毛和牛」って言っていたけど、守谷の藤井商店で購入した常陸牛って意味かな?


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ローストビーフジャガイモのミルフィーユ菜の花の素揚げ添え。

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オーストラリア産のグラスフェッドの牛肉を使ったローストビーフが美味しい

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パリッとして柔らかい菜の花。
しっとりしたジャガイモのムースとの食感の違いもいいですね。


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パンナコッタ

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キャラメルがかかっていて、周囲にイチゴソースが点在。
クリームがまったりして、キャラメルが香ばしい。


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ドリンクはコーヒーか紅茶が選べて、コーヒーに。
とても深煎りの美味しいコーヒーです。

どの料理も美味しい。
日本人の口に合わせた料理じゃなく、本場イタリアの料理なのですが、それが美味しい。
油っぽさがないところも日本人の味覚に合っていると思います。

ゆっくりと1時間かけて食べたせいもあってか、腹八分目というか、食べ足りない気もする。
ガッツリとパスタを食べるのとは違ったコース料理でした。

ごちそうさまでした。

食べログ: イル センソ

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