ウポポイに来たならアイヌ料理を Cafe RIMSE@北海道白老町










9月に札幌に帰省したときのことを断続的にアップしています。
「ウポポイ」に家族で行きました。⇒HP:https://ainu-upopoy.jp/
先住民族であるアイヌの歴史・文化を学び伝える施設で、国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設などがあります。

そしてランチ
施設入場口手前の「歓迎の広場」にレストランが3軒あり、有料エリアに入場しなくても利用できます。
わたしたちは入場した後で、一時退場して、レストランへ向かいました。

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「Cafe RIMSE」(カフェ・リムセ)さん。
店名の「リセ」は祭りや儀式などでの「踊り」「踊る」の意味のアイヌ語です。(「ム」は「mu」じゃなく「m」なので小文字で書かれてます。)
ここでアイヌ料理が食べられるのでやってきました。

2018年3月31日に閉館した「アイヌ民族博物館」にあったお店が、2020年7月12日にリニューアルオープンしたもの。白老町にある社会福祉法人ホープさんが運営されてます。

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外にテラスがあって、そこで食事しました。

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営業時間は9時~18時。食事の提供は10時半から。

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カフェと食事のメニュー。
アイヌ料理がいくつもあります。

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カフェメニュー。
ペネイモ:保存食用ジャガイモの団子。
ピヤパの甘酒:ピヤパはヒエのこと。小樽市にある田中酒造の製品です。
カムイトノオ:田中酒造が造るヒエと米の酒。「カムイ」は神、「トノオ」は酒の意味。
ケラピルカ:旭川市の大雪地ビールが醸造するエールタイプのビール。「ケラピルカ」はきらきらと美しい、という意味。

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ランチメニュー。
チェプオハウ:白老産鮭と野菜のオハウ「オハウ」は汁物のこと。「チェプ」は魚のことで、鮭は「カムイチェプ」(神の魚)と言います。
キナオハウ:厚揚げと野菜のオハウ「キナ」は野菜のこと。
ユクカツカレー:白老産エゾ鹿肉のカツカレー。「ユク」は鹿のこと。
ペネイモぜんざい:ペネイモ(先述)のぜんざい

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白老産エゾ鹿肉のフランクフルトもあります。


カミサンはキナオハウセット。鮭は入ってなくていいからと。
とんちゃんと息子はユクカツカレーをチョイス。


◆キナオハウセット

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キナオハウいなきびご飯タラシケプコンプシト小鉢漬物野草茶のセット。

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このお茶はエント茶
ナギナタコウジュ(薙刀香薷)という紫色の小さな花が咲くシソ科の植物のハーブティ。アイヌがお茶として日常的に飲んでいたそうです。

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メインのキナオハウ
「キナオ・ハウ」じゃなく「キナ・オハウ」です。

「オハウ」汁物のこと。
「キナ」野菜のことで、サケの代わりに厚揚げが入ったベジタリアン仕様のオハウ
具材は厚揚げ、昆布、じゃがいも、大根、人参、ゴボウ、ネギ、ワラビ。
大きめに切ってある具材はやわらかく、昆布の出汁が効いたスープが美味しい。

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”タラシケプ、小鉢、コンプシト”とメニューにある3種盛
「タラシケプ」は野菜や野草の混ぜ煮のことで、カボチャに小豆、昆布、シケㇾペ(キハダの実)を混ぜているそうです。
「コンプシト」は団子料理。「シト」は団子のこと。本来はオオウバユリの球根から作ったデンプンで作りますが、これはイモ餅。それに「コンプ」という昆布を素揚げにして砕いた粉末で作ったタレをかけて食べる。黒糖や醤油などで煮た甘辛いタレになってます。
小鉢は、時期によって違った料理が並ぶようです。これはゴボウだったかな。

オオウバユリについて。
かつて北海道では稲は作れずアイヌは稲作をしなかった。
ジャガイモは17世紀に日本に渡り、18世紀になって北海道で作られた農産物。
そうした北海道のアイヌにとって、オオウバユリから作ったデンプンが主要食料だったようです。


そんなアイヌに重要な食料だったオオウバユリはウポポイのPRキャラクターになっています。


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イナキビご飯
黄色い粒粒がイナキビ。甘味と粘りがって美味しい。
かつてカミサンがマクロビオティックにはまっていたころ、よく食べたので、ちょっと懐かしい。
アイヌが栽培した穀物はアワやヒエで、米は和人と物々交換して手に入れたもの。だからアイヌにとってイナキビご飯は、儀式のときにだけ食べる豪華な料理でした。


◆ユカツカレー

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エゾシカ肉のカツが載ったカツカレー
サラダエント茶、福神漬けがついてます。

「ユ鹿=エゾ鹿のこと。(「ク」は「ku」じゃなく「k」なので小文字で書かれています。)
これはアイヌ料理じゃないけど、エゾシカ肉が食べられるのでチョイスしました。

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サラダ
千切りキャベツ、キュウリ、トマト、コーンの普通のサラダです。

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エゾシカ肉カツが載ったカツカレー

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カレーにもエゾシカ肉が入ってるんだろうな。スパイシーで美味しいカレーです。

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エゾシカ肉のカツ
エゾシカは赤身で旨味がある。臭みがなく美味しいカツです。

鹿肉は家畜として飼われたものではなく、野生のシカを使ったジビエです。
このカフェを運営する社会福祉法人ホープさんは白老町に鹿肉の解体処理施設を持っていて、白老周辺の猟師が仕留めたエゾシカを精肉しています。そのエゾ鹿肉を使ったカツだから、美味しいんですね。

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ライスイナキビご飯

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素揚げした北海道の野菜もいろいろ。
カボチャ、ナス、ニンジン。ブロッコリーは茹でてある。

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そしてジャガイモの素揚げ。

どちらも美味しくて大変に満足。
ウポポイに来たらぜひ立ち寄ってほしいお店です。

ごちそうさまでした。



追記:
「ウポポイ」は、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味する、という説明があります。
しかし「ウポポ」で座る歌の意味があります。
では「イ」はなんだろ?と疑問になります。「イ」に「大勢で」という意味はありません。
沙流地方では、「ウポポ」は手をたたきながら歌詞を輪唱する輪唱歌の意味があるので、「ウポポ」だけで「おおぜいで歌う」という意味になります。
はて?「イ」の意味は? 


食べログ: カフェ リムセ

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この記事へのコメント

bgatapapa
2025年10月28日 10:14
ナイスどすえ~(^^)